アブラゼミ

この脱皮を始めて間もない状態の時間は夜8時ごろでした。
地中から這い出して木に登りだした姿を撮りたくて、
この脱皮からおおよその時間を逆算して次の日も、次の日も、
何日か続けて日が沈んだ6時半ごろから7時半頃に懐中電灯片手に
探してみましたが見つけることが出来ませんでした。
人の歩く振動や気配、野鳥が庭を飛び回っている気配を感じると、
出てくるのをためらっているのかも知れませんね。
翌朝には新しい箇所に抜け殻がぶら下がっています。

セミの生態に関してはインターネットで調べてみても、まだ詳しくは
判っていないみたいなことがかかれています。
お尻から産卵管を出して幹に突き刺して(?)産むみたいなことが
書かれていました。
卵からかえると地中にもぐり木の根などから養分を吸って
育つそうです

脱皮のとき地上に這い上がってきますが其の瞬間を見た方どなたか
いますか〜なんて書かれていましたよ。
我が家の庭でもアブラゼミが毎年、ひと夏に20匹前後脱皮して
日が昇るころには飛んでいってしまうのでしょう。昨日とは違う箇所に
せみの抜け殻を見つけます。

ついに撮りました 

アブラゼミの羽化を撮影してから3年越しにしてやっと
念願だった、地上に這い出てきたばかりのアブラゼミの
幼虫を撮影することが出来ました。
幼虫が地表にはいでる時間帯はおおむね夕方6時頃から9時頃までと
推測して、3本の木(松 、ピラカンサ、 シバの木)の根元を重点に
やぶ蚊に刺されながらのかなりの忍耐と時間を費やして
懐中電灯で暗がりを照らしての、長丁場の根気の要った毎日でした。

8月の終りに伸びてきた庭木の剪定をしました。
松 ピラカンサ シバの木の3本の木にぶら下がっていた
セミの抜け殻を集めてみました。もちろん今年羽化して
飛び立っていった抜け殻です。
40個ぐらいありますが、この他にもあち、こちの植木に
まだ、ぶら下がっているのを見ると、
60匹前後のセミが
我が家の庭から羽化して飛び立っていきました。

ついに

ついに
追加更新

今年誕生したアブラゼミが地表に這い出た穴です松松の松ノ木や
杉の木や松の木などの表面が樹皮などで、でこぼこしています
樹木の樹皮の隙間に産卵をするのでしょうか?比較的それらの
木の下にこれらの穴がおおくみられます。
来年の夏には頑張って穴から這い出してきた、脱皮してない
幼虫を撮って見たいと思っています。

やっと蝉の形になりました。 何時間もかけて無防備な状態での脱皮
ですもの生命を脅かす野鳥や、その他の生命体が活動する昼間には
絶対誕生出来ませんね。
夜のとばりが下りた頃、6〜7年過ごした土中より、はいだして
真っ暗な世界で神秘的に誕生しています。

朝、早起きして5時前に昨夜からのアブラゼミを見にそっと庭に出て
見ましたら
、完璧なアブラゼミの姿になって未だ飛ばずに
葉の裏側に止まっていました。 
 誕生おめでとう!頑張ったわね。
こうして生まれてきてもセミの寿命は短いんですって!
セミの種類によってもバラツキはあるでしょうが、2〜3週間、
その間に子孫を残すべき相手を見つけて交尾をしてメスは産卵を
終えたら一生を終わるんですって。

こうしてセミの生態を知ることによって、自分も子供の頃はそうであったろう、
公園などで子供達が虫取り網を振りかざしてセミを追い掛け回して
いる姿に、
「そっとして鳴かせておいてあげて!」「セミさん早くにげて!」
「子供達に捕まらない木のテッペンで鳴きなさい」
なんて勝手な
ことを心で叫んでいます。

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この姿になったのは、日付も変わってAM2時頃です。
アブラゼミさんは陽が昇るまでには飛べる状態にしておかないと
野鳥たちも朝は早起きですから、真剣そのものです。
なのにこの私は眠くて、眠くて、これ以上起きていられませんので、
寝てしまいました。
長い時間お邪魔しました。頑張ってね!

1時間位経過してこの程度です。 アブラゼミさん頑張って!
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